情報電気工学科

教育内容

情報電気工学科では、工学部の4年間に加え、自然科学研究科博士前期課程情報電気工学専攻2年間と連携した6年間の一貫教育体制を整えています。
 1年次ではまず、幅広い知識を習得する教養科目を中心に学習するほか、学部共通の「工学基礎科目」である「物理・化学ⅠおよびⅡ」、「数学演習ⅠおよびⅡ」、「工学基礎実験」等の科目を履修します。また、情報電気電子系教育分野に共通に必要な専門基礎力、および実践英語力をしっかり身につけることを目的として、「学科基盤科目」である「ものづくり入門実習」、「電気回路Ⅰ」、「プログラミング方法論」等の科目を履修します。

2年次からは、下記の3つの専門教育プログラムに分かれて学習します。

JABEE対応教育プログラム( 電気電子工学コース)
 電気工学・電子工学の2つの教育プログラムはJABEE対応教育プログラムとなります。

それぞれの教育プログラムでは、核となる必修科目群を学修すると同時に、さらなる専門性深化のための選択科目群の学修を行います。また、学科内の他教育プログラムにある関連分野の科目群を厳選して必要に応じて選択履修できるようカリキュラム設計して、プログラム独自の専門性に特化した人材を輩出します。さらに、各教育プログラムにおいて専門領域を学んだ卒業生に対して、大学院教育へのスムーズな接続により学部・大学院の6年一貫的教育を可能とする教育課程として編成しています。

情報電気工学専攻

電気工学教育プログラム

電気工学教育プログラムでは、電気エネルギーの効率的利用のためのエネルギーやデバイスに関連する幅広い電気技術に関する専門知識を備え、人間社会をエネルギー分野から支える使命感と正しい倫理観を持ち、次世代につながる新たな社会基盤を創造できる実践的人材を育成します。

電気工学教育プログラム
高繰り返し高電圧パルスパワーによる水面プラズマ

高繰り返し高電圧パルスパワーによる水面プラズマ

風力発電実験

風力発電実験

研究内容 – 電気工学教育プログラム

電子工学教育プログラム

電子工学教育プログラムでは、電子情報システムに関する広範な専門知識を備え、人と環境の調和を目指した社会構築に貢献できる豊かな人間性と正しい倫理観を持ち、電子情報分野における新しいものづくりの要となる実践的人材を育成します。

電子工学教育プログラム
模擬運転中の多種生体信号計測

模擬運転中の多種生体信号計測

創造実験:倒立振子の安定化制御

研究内容 – 電子工学教育プログラム

情報工学教育プログラム

情報工学教育プログラムでは、情報通信技術やその応用に関する専門知識を備え、急速な技術革新と応用分野の拡大に柔軟に対応できる能力を持ち、豊かで安心・安全な高度情報化社会の実現に貢献する使命感を備えた創造性豊かな実践的人材を育成します。

情報工学教育プログラム
VLSIの設計

VLSIの設計

組込マイコン実験

組込マイコン実験

 

なお、4年次および大学院の研究室配属にあたっては、総合情報統括センター産業ナノマテリアル研究所も対象となります。

研究内容 – 情報工学教育プログラム