情報電気工学科

学科長の挨拶

情報電気⼯学科へようこそ

情報電気工学科学科長 伊賀崎 伴彦

 現在の日々の生活は、スマートフォン、パソコン、自動車、医療機器、再生可能エネルギー発電といった製品やサービスによって、より安全で快適なものとなっています。これらはすべて、情報・電気・電子工学分野の先端技術からの恩恵を受けています。別の見方をすれば、情報・電気・電子工学分野はあらゆる産業の基幹技術を含んでおり、工業生産はもとより、今日の人類の経済、社会、文化活動も、これらの技術に支えられていると言えます。したがって、これらの技術がさらに発展することは、日本のものづくりの未来を支え、迫り来るDX(デジタルトランスフォーメーション)社会の中核をなすことになると言えましょう。

 情報電気工学科では、情報・電気・電子工学の基礎から、コンピュータのハードウェアとソフトウェア、情報通信、電気エネルギー、電子デバイスに至る応用まで、バランス良く学ぶことができます。また、学部から大学院博士前期課程に至るまでの一貫的な教育プログラムを通じて、高い専門性を身につけることもできます。さらに、情報・電気・電子工学の3分野を統合的に学習することで、多角的な視点を持つ技術者や研究者を育成します。情報電気工学科の教育研究スタッフも多様な研究分野で活躍しており、数多くの優れた研究成果を生み出しています。

 情報・電気・電子工学分野に情熱を持ち、高い目標を持つすべての皆さんを、私たちは心から歓迎いたします。私たちが求めるのは、柔軟な思考を持ち、未来に向けて積極的に挑戦できる若い力です。皆さんの創造力と情熱が、新しい世界を切り開く鍵となります。私たちは、皆さん一人ひとりの成功を全力でサポートし、共に成長していくことをお約束します。豊かで明るい未来社会を目指す、その第一歩を、情報電気工学科で踏み出してみませんか?

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