工学部公認サークル紹介

からくりサークル

私たちからくりサークルは、NHK学生ロボコンの本戦出場に向けて、日々ものづくり活動を行っている工学部公認サークルです。NHK学生ロボコンとは、毎年競技課題が決められ、その課題をロボットが達成した時間や課題を行っていく中で得られた点数を競うロボットコンテストです。2016年度の大会で初めて本戦出場することができ、私たちの技術は着実に高まっていると思いました。

からくりサークルのメンバーは、メカ班と制御班の2班に分かれて活動を行います。メカ班は、機体の設計、部品加工、組立てを行い、制御班は回路設計・製作、電装、制御プログラムの作成を行います。初めはほとんどのメンバーにこのような知識や経験がなく、上級生に教えてもらいながら、また自分たちで試行錯誤を繰り返しながら技術を身に着けています。

今後とも自分たちの技術を高め合いながら、ものづくり活動を続けていきたいと思います。

Twitterアカウント:熊本大学ロボコン部(@karakuri2016)→こちら

 ECRプロジェクト

私たち熊大ECRプロジェクトはソーラーカーの設計製作のほか、近年普及しつつある電気自動車の極限を追求する目的で全国的に開催されている、単三乾電池で走行する小型車両であるエコデンカーを設計製作しています。
毎年の鈴鹿サーキットでのレースに出場して、上位入賞・優勝を果たせる車両を制作し、これらの活動を通し実践的な知識・技術の習得をしていくことを目的としています。

主な活動
 ECRプロジェクトでは、8月に鈴鹿サーキットで行われる大会に出場するためのソーラーカー・エコデンカーの設計製作を行っています。また、それ以外の期間でも経験を積むためいくつかのエコデンカーレースに出場しています。大会出場以外にも定期的なミーティング・勉強会を行い車両に関する知識や技術を身に着けるための活動も積極的に行っています。
さらに対外へ向けた広報・普及活動も行っており、毎年大学で行われる夢科学探検に車両展示・試乗という形での参加、隔年行われる福岡モーターショーにも参加をしています。

熊本大学災害復旧支援団体「熊助組」

熊本大学災害復旧支援団体「熊助組」は、2007年6月に熊本大学工学部の土木を専攻する学生で設立した工学部公認のボランティア団体です。

平常時には、熊本県や熊本市の防災訓練への参加や災害等に関する講習会への参加、大学内での勉強会の実施を行い、災害発生時には被災地での復旧支援活動を行っています。2007年の熊本県豪雨災害では熊本県美里町で、2012年の九州北部豪雨災害では熊本県熊本市龍田陣内地区で土砂の掃き出し等を行いました。

2016年に発生した熊本地震では、直後から各市町村の社会福祉協議会と連絡を取り、人手の不足している市町村へメンバーを派遣し瓦礫撤去をしたり、熊本県立大学・崇城大学の学生と協力して熊本市災害ボランティアセンターの運営を行ったりしました。各市町村の災害ボランティアセンター閉鎖後はニーズの変化に伴い、仮設住宅等で足湯や手芸等の傾聴ボランティアや子供たち向けのイベントを行っており、現在でも仮設住宅で活動を継続しています。

Facebookアカウント:熊本大学学生災害復旧支援団体 熊助組(@kumasukegumi)→こちら

盲学校用教材開発普及サークル Soleil (ソレイユ)

盲学校用教材開発普及サークル Soleil (ソレイユ)は、盲教育現場の「こんな教材があれば」というニーズを、モノづくりでカタチにし、希望される全国の盲学校に寄贈しているサークルです。このサークルの強みはものづくりの最初から最後まで一通り関わりつつ、社会貢献にもつながる事です。

昨年は、タッチまっぷ、書見台、ふれあいどうぶつしょうぎ、大気くん、おしゃべりボールぽんの5チーム計27名が所属し、技術職員から指導を受けつつ、各地の盲学校と連携して要望に沿った開発をしています。ふれあいどうぶつしょうぎのユニバーサルデザイン化においては昨年開かれた電気学会主催の「U-21 学生研究発表会」でデザイン性、発想力の高さから優秀賞もいただきました。これらの開発された機器は、昨年だけで全国の盲学校に308台寄贈し、TVの全国ニュースや新聞でも度々紹介されました。
 
少しでも全盲児の勉強を楽しくできるよう「学ぼう・作ろう・届けよう」をモットーに、日本で熊大だけのこの活動に誇りを感じながら取り組んでいます。
 
動画での活動紹介→こちら(ログインせずにご覧になれるGoogleフォトの共有リンクです。)
 
Twitterアカウント:熊本大学 Soleil(ボランティアサークル)(@kumamoto_soleil)→こちら
 

Kumamoto university Metaverse Architect (KuMA)

KuMAはバーチャルリアリティ(VR)やオーグメンテッドリアリティ(AR)に関する開発を行っています。主な目標は1年に1度開催されるInterverse Virtual Reality Challenge (IVRC) での入賞です。IVRCとは革新的なVR体験を学生主体で企画、創作するコンテストです。チームで開発を行う活動を通じて、個人の技術的な能力向上に加え、コミュニケーション能力やチームでの開発手法の学習を目的として活動を行っています。VRやAR、触覚に関する制作内容を幅広く行うことができます。

主な活動
年度の初めに制作内容、活動頻度、活動時間を話し合って決定し、必要に応じて班に分かれて制作を行っていきます。これまではマイコンを用いて様々な素子を制御し、様々な感覚を提示する装置や、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)で見せるための世界をUnityで作成したりしました。1枚目の写真は作成した相撲体験装置で、2枚目は温冷覚提示装置を使用して作成した様々なシーンを体験している様子です。

 

KuMAのホームページURL:https://sites.google.com/view/kuma-vr/home