【講演会概要】昭和の時代に生まれたディスプレイは陰極線管テレビ、いわゆるブラウン管テレビであった。平成となり陰極線管はプラズマ、液晶時代を経て、液晶、OLED時代に入った。ディスプレイの大型化や高精細化に伴い、視認性の向上や眼精疲労防止のため画面表面には帯電防止や、防眩等の新たな高機能薄膜が求められた。本講演では、ディスプレイの変遷の中で開発された高機能薄膜を形成するナノ材料の開発競争の状況とブラウン管硝子からフィルム基材へと変化する時に求められたニーズに対応するため進化したナノコンポジット薄膜材料の具体例について紹介する。
【開催日時】令和元年7月10日(水)16:30~17:30
【場 所】熊本大学 工学部百周年記念館
【講 師】日揮触媒化成株式会社
代表取締約社長 平井 俊晴 氏
【お問合わせ】熊本大学工学部材料・応用化学科
学科長 國武 雅司(内線:3673 email:kunitake※)
ものづくり委員 北村 裕介(内線:3782 email:ykita※)
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