沿革

工学部1号館解体・改築工事の経過

昭和41年(1966年)に竣工した工学部1号館は、工学部の多くの学生と教職員に講義・演習や研究、業務の拠点として長年愛用されてきました。しかしながら、2016年4月16日に発生した熊本地震本震で深刻なダメージを受けたために使用不能となり、半世紀に渡る歴史の幕を閉じることとなりました。工学部の被災と復興の象徴として、その取り壊し工事と建て替え工事の様子をお伝えして行きたいと思います。

なお、日付は写真撮影日であり、実際の工事日程とはズレがありますのでご留意ください。写真をクリックすると新しいタブで拡大画像をご覧いただけます。キャンパス内の建物の名称や配置はキャンパスマップをご参照ください。

工学部広報委員会

撮影日   工事の経過

2017.

6/5

1号館の周りで防護壁の設置が始まりました。

6/8

1号館の南側と東側、西側は防護壁で囲われました。

6/13

1号館の周囲が全て防護壁で囲われました。

7/11

1号館内部の撤去作業が始まりました。

7/12

まだ外観を残している1号館を大学本部事務局(旧熊本工業専門学校本館)の屋上から撮りました。

7/20

1号館内部の撤去物の搬出をしていました。

8/20

1号館工事の振動で損傷が拡大すれば倒壊の恐れがある研究資料館の補強工事が始まりました。

8/22

1号館前に工事資材置き場を確保しながら、研究資料館の補強工事が進んでいました。

8/30

1号館南側で足場の設置が始まりました。
屋上の給水タンクや室外機が撤去されていました。

8/31

1号館南側の足場設置が大掛かりにとなり、研究資料館東面の補強が進んでいました。

9/2

1号館南面の東側に防音パネルが設置されました。

9/4

1号館内部の撤去が西側まで進んでいました。

9/5

1号館北面の東寄りに足場が設置されました。

9/10

1号館の東側が防音パネルで覆われました。
研究資料館の周囲も防護壁で囲われました。
コンクリートの土台にアンカーが打たれていました。

9/11

防音パネルが設置された様子を総合研究棟最上階からも撮影しました。

9/12

1号館北側に重機が入って、外壁の取り壊し工事がいよいよ始まりました。

9/16

台風18号の襲来に備えて、防護壁や防音パネルの一部が外されていました。

9/19

1号館屋上まで解体工事が進みました。

9/20

隣のブロックまで解体が進みました。

9/24

ブロック間の骨格部も撤去されました。

9/28

総合研究棟最上階からルポゼが見えるようになりました。
1号館東側は東面と南面の外壁を残すだけの状態になりました。
研究資料館では倒壊を防ぐための鉄骨フレームを組み上げていました。

9/29

1号館南面の外壁取り壊しが始まりました。
研究棟Iの上階から大学本部の建物がよく見えるようになりました。

10/4-6

1号館東面の外壁取り壊しが始まりました。

10/9

1号館南面の平屋部分の取り壊しが始まりました。

10/10-13

1号館の東側半分がほぼなくなっていました。

10/16-18

大学本部屋上から2号館が一部見えています。
1号館西面外壁の足場が組みあがっていました。

10/21

研究資料館の補強工事が完了したようです。
1号館が西側六分の一ほどを残すのみとなりました。

10/23-26

外壁を残したまま内部の解体が進んでいます。