機械数理工学科
学科長の挨拶
機械数理工学科へようこそ
機械数理工学科学科長 小糸 康志
機械数理工学科のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
本学科は、機械工学と数理工学を融合させた学科です。2018年4月、当時の機械システム工学科と数理工学科が合流して発足しました。機械工学はものづくりの基幹となる学問分野であり、数理工学は最先端の高度なシステム設計に必要な学問分野です。これらを融合させた機械数理工学は裾野の広い学問分野であり、本学科の学生の将来の選択肢は非常に多く、卒業生は、「卒業後の進路」のページにまとめていますように、自動車、重工業、精密機械、電機、情報通信、鉄鋼、化学、建設など、多方面で活躍しています。
本学科のルーツを辿ってみますと、明治30年4月の機械工学科にさかのぼります。旧制第五高等学校に創設された工学部に、最初に設けられた2学科の一つです。明治30年から数えて、本学科は130年近い歴史のある学科です。このような長い歴史があるのも、ひとえに本学科が社会の皆様から評価いただいている結果であり、改めて御礼申し上げます。
他の学科と同様、本学科も2年次への進級時にプログラム配属を行います。本学科の学生は、「機械工学」、「機械システム」、「数理工学」のいずれかの教育プログラムに配属され、それぞれの分野で深い専門を学びます。また、毎年多くの学生が本学の大学院自然科学教育部博士前期課程に進学しており、より深く専門を学ぶとともに、より高度な研究にチャレンジしています。
本学科の教職員が取り組んでいる研究も非常に多岐にわたります。その全てをここで紹介することはできませんが、別途、ホームページなどで詳細を公開していますので、ご覧いただければ幸いです。また、オープンキャンパスなどの公開イベントでも研究内容を紹介していますので、是非お越しください。
高校生や高専生もこのホームページをご覧いただいていると思います。「機械」と「数理」の融合で知識を活かす総合力を身につけ、グローバルに未来を切り拓く技術者、研究者、教育者を目指しませんか。皆様を心よりお待ちしています。