機械数理工学科

学科長の挨拶

機械数理工学科へようこそ

機械数理工学科学科長川原 顕磨呂 

 2018年の改組により誕生し本年度4年目を迎える機械数理工学科の前身は、2006年に設置された機械システム工学科と数理工学科です。そして、本学科のルーツは、1897年(明治30年)発足の第五高等学校工学部機械工学科で、一世紀を越える歴史と伝統を誇っています。学科創立以来の卒業生は10,000人を超え、産業界を中心に広く各界で活躍しており、社会の発展に大きく貢献しています。

 この伝統はAI研究・応用が脚光を浴びる現在でも輝きを失いません。何故でしょうか?それは、自然界に存在するエネルギーを効率良く変換する’機械’を設計できる人材に対して、社会からのニーズが途切れないからです。そして、近年、国連が定める持続可能な開発目標(SDGs)を踏まえた急速に多様化・高機能化を進める機械産業・製造業のニーズに的確に応えるために必要な学問は全てこの場所で修めることができます。機械四力学(機械力学、材料力学、熱力学、流体力学)、制御工学及び機械加工、そしてそれぞれの科目で使う定理を、簡潔かつユニークに表現するために必要な数学(数理工学)のエキスパートが皆さんを待っています。

 途切れのない水源につながる白川と立田山に挟まれた自然に恵まれた環境で、これらの学問に没頭してみませんか。AIが進歩しても、AIがくだす判断の合理性を確認するのは、専門知識を学修したエキスパートです。皆で第五高等学校工学部機械工学科二世紀目の歴史と伝統を共創しましょう。