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本学科は,ものづくりの基幹である「機械工学」と,高度なシステム設計に必要な「数理工学」を融合させた学科です。AIやIoTの普及,熊本の地で活況を呈する半導体産業など,現代は劇的な変革期にあります。しかし,情報技術や新材料がいかに発展しようとも,それらを物理的なシステムとして社会に実装し,安全かつ正確に稼働させるためには,基盤となるハードウェアが欠かせません。
複雑な事象を数理的に解き明かし,あらゆる産業の根幹を形作る本学科の役割は,ますます重要性を増しています。
本学科での学びの核は,機械工学の強固な基盤である4力(材料,機械,熱,流体)と制御工学,数理的なアプローチです。この確かな基礎により,目に見えない現象を数式でモデル化し,思い描いた通りに物理法則を操る力を養います。
その探究対象は,原子配列を制御して新たな材料特性を生み出す極微(ミクロ)な基礎研究から,航空宇宙機のような巨大(マクロ)なシステム,さらには医療と融合したバイオメカニクスまで,一般的な「機械」のイメージを超える広がりを持っています。
現代の複雑な技術革新において,機械が関わらない分野はほとんど存在しません。幅広い基礎知識を持ち,システム全体を組み上げる専門家は,各分野の知見を結びつけ,未知の現象解明から社会実装までを導く「工学分野の指揮者」のような役割を担います。
本学科が誇る実践的な「モノづくり」の技術と,「数理」が担う論理的な設計能力を身につけ,あらゆる産業の未来をデザインするプロフェッショナルを目指しませんか。皆さんの大いなる熱意と挑戦を,私たち教職員は全力で後押しいたします。