辻本剛三 教授と黒田直人さん、外村隆臣さんが2020年10月28日に海岸工学論文賞を受賞しました。
研究題目は「光ファイバを用いた地盤高計測および濁度推定手法の白川河口干潟への適用性検討」です。
現地の海底地盤の地形変化は、台風時の高波浪など外力の影響を受けるため、そのような状況下での地盤高計測は困難であるため、高波浪が治まった後に計測を実施することが多いです。高波浪が治まるまでに埋め戻しや堆積が発生すると、実際の地盤高を計測することができません。そこで、光ファイバを用いたリアルタイムの計測手法を開発しました。そこで本研究では、本計測手法を実際の現地の熊本県白川河口干潟を対象として長期間の連続計測を行いました。さらに、光ファイバで海水の色を計測することによる濁度測定手法の可能性を検証しました。