11/2〜4の紫熊祭で,建築展:「stART 〜藝術を建てる〜」を開催いたしました。
会場が,黒髪南キャンパス・工学部1号館・6F という難しい立地にもかかわらず,3日間で 計2100名 もの来訪がありました。
本当にありがとうございました!
そして,建築学教育プログラムの学部3年生の皆様,本当にお疲れ様でした。
学生でありながら,展示企画を立案し,実行したことは,とても良い経験になったと思います。
以下,今年度の建築展の内容をダイジェストでご紹介いたします。
熊本大学の近くにある子飼商店街を,全体的に【縁側】を通して利用者と店舗との交流を測るとともに,3つの異なる視点(【自然】,【日常】,【灯籠とテント】)に基づき,3通りの藝術に配慮したリノベーション案を提示しました。
ニュートラルな状態として銀色の熊本城を用意した上で,様々な異なる光の演出を行い,それを撮影することで,鑑賞者自身が藝術に参加する空間を用意しました。
会場BGMに関連した建築的な演出を視覚的に行うことで,逆に音楽に集中させる空間を創り出しました。
詩で詠われている内容を建築で表現してみるという試み。自由な表現が建築の新しい面白さを伝えてくれました。
複数の映画の世界観を重ねて,一つの大きな空間を創造してみるという試み。それぞれ完成された世界観を重ねることで見えてくる新たな面白さを表現してくれました。
改めまして,皆様,本当にお疲れ様でした。
今後とも熊大の建築をよろしくお願いします。