機械数理工学科

米本幸弘准教授が「日本混相流学会奨励賞」を受賞しました

固体基板への液滴の衝突挙動は、自動車エンジンのインジェクター、スプレー冷却や蒸気タービン等での液滴エロージョンなど数多くの工業分野でも見られる現象であり、衝突後の液滴の最大濡れ拡がり面積の高精度な予測を見据えた研究が進められています。今回の受賞は、超親水基板から超撥水基板といった様々な濡れ性を示す固体基板と、様々な液物性の液滴との衝突時の最大濡れ拡がり接触面積を予測する理論式を構築したこれまでの研究に対して表彰していただきました。