勝田先生「さて、今まで色々話してもらいましたが、卒業後、皆さんはどうする予定ですか?」

西澤(情電)「気持ち的に大学院進学と就職で半々ですね。元々大学院に進むと思っていて、工学部の流れ的にですね。GECのカリキュラムで、共同研究で会社を知ってインターンシップを経験したので、絶対大学院に行くと固執しなくても、適性やタイミングが合えば就職も良いかと思います。」

大財(機械)「大学院に行くのは決めていますが、熊大の大学院に行くか他大学の院に行くかは迷っています。」

勝田先生「ちなみに、学科で大学院に進む人は何割くらいですか?」

大財(機械)「7割くらいですね。」

勝田先生「数理はどうですか?」

池内(数理)「僕は就職を考えていて、学科では、毎年半数は大学院志望の人がいます。」

西澤(情電)「就職は、どういう会社を希望していますか?」

池内(数理)「それは人それぞれですが、たとえば、融合で情電の科目を取ってる人は、IT系に進んだり、教職を取っている人は教員とか、銀行とか、結構色々な感じです。他の学科よりは選択肢が広いから、色々な分野に就職する感じの人が多いですかね。」

勝田先生「西原君は?」

西原(数理)「僕も就職希望です。とにかくお金が欲しいし、数学は独学でも学べるので。」

数理工学科 西原 大貴さん数理工学科 西原 大貴さん

勝田先生「マテはどうですか?」

増永(マテ)「自分は大学院に進むことを考えてます。4年生で卒業だと専門的なところにあまりいけないと聞いたので、大学院に進んで自分の希望分野をやりたいですね。」

勝田先生「阪本君は?」

阪本(物生)「僕は最近、大学院に進むことを決めました。実験でティーチングアシスタントの大学院生から、普段の実験について話して貰えるけども、学部生時代の実験をそのまま自分の中で深めて続けたいと思ったので、大学院で続けたいと思っています。専門分野で戦っていくとか、今回のテーマ「One Team」もですが、協力するには時間が必要だと思っていて、大学院に進むことで先生同士の繋がりも知ることで、学部生時代の時は狭い領域でしかできないことも、大学院に進めたら色々な人と協力ができるかもしれないので、進学したいです。」

物質生命化学科 阪本 貴裕さん物質生命化学科 阪本 貴裕さん

勝田先生「濱﨑さんは?」

濱﨑(建築)「私も大学院に進学したいです。理由はもっと専門的な知識を勉強したいためで、就職して一級建築士を目指すとなると、やっぱり時間が足りないということを色々な方に聞いていて、簡単に取れる物では無いですが、学生の内は、もっと勉強できる時間が有るので、そこで積み重ねてチャレンジしたいです。」

勝田先生「大学院にいる間に、一級建築士の試験が受けることができるの?」

髙田先生「そうなんです。今までは大学院卒業者は一級建築士を受験する前に2年以上の実務経験が必要でした。ですが、制度が変わって、今度から大学院を卒業してすぐに一級建築士の受験が可能になります。」

勝田先生「試験は難しいですか?」

濱﨑(建築)「はい。」

西澤(情電)「建築で大学院に行く意味は、どういう感じなんでしょうか。研究とか実験をやっているイメージが無いので。」

濱﨑(建築)「建築は大きく、設計・計画、環境、構造、材料の4分野に分けられまして、私は設計・計画の分野に進学しようと思っています。設計・計画の場合、指導の先生と大学院生のグループが、地方自治体や公共団体、地元の方々と協力して町づくりを一緒サポートして、町並みを分析したり提案したりしています。私はそこに興味が有ります。」

勝田先生「冒頭でも申し上げましたが、今後個性を出すためには単独では難しいと思います。個性を出すキーワードとしては、今後、会社に就職しても「異なる技術の融合」が重要になると思います。そういう方向に熊大もなっていくと思います。大学から飛び立った後、その巣はどうなって欲しいですか?今後の熊大に望むことを教えて下さい。」

西澤(情電)「熊大には、より発展して欲しいと思います。」

勝田先生「例えば出身大学が一緒だったら、繋がりを感じますか?」

マテリアル工学科 増永 隆佑さんマテリアル工学科 増永 隆佑さん

西澤(情電)「自分は感じますね。だから発展して欲しいです。」

阪本(物生)「自分は、今もOBの方の講演会で良くしてもらっているので、自分も後輩に返していきたいと思いますので、熊大でその様な先輩・後輩の関係が続いてもらうと良いと思っています。」

増永(マテ)「自分も発展して欲しいと思います。マグネシウムも有名ですし。強みを生かして、自分が企業に入って熊大出身ですと胸張って言いたいです。」

西澤(情電)「高校生から見ると、県に1つ国立大学が有るのが重要な点なので、熊本大学に発展して欲しいです。」

勝田先生「教員として、学生の皆さんが、それぞれの方針で活躍して欲しいと思っていますので、皆さんの活躍を楽しみにしています。」