コロナ禍だからこそ気づけたこと機械数理工学科・3年・清水 葵 さん
私は弓道部に所属していました。最初の1年間は、普段の練習はもちろん、他大学との練習試合や公式大会も当たり前のように開催されており、これが引退まで続くものだと思っていました。しかし、私が2年生に進級する頃から新型コロナウイルスの影響で幾度となく活動が停止し、試合もほとんどが中止になってしまいました。
最初は誰もが初めてのことで不安な日々が続きましたが、オンラインでの新歓や練習試合など、積極的に新しいことに挑戦してきました。そんな状況だったからこそ、今自分に何ができるのかを考え、積極的な姿勢で取り組むことの大切さを感じることができたのだと思います。
以前のような日々が戻ってくることはなく、思うように活動することはできませんでしたが、困難を乗り越え、部員が一丸となって新たな活動の基盤を作り上げたという経験は、私にとって大きな財産になったと思います。私はこの経験を通して、どんな状況下であってもできることがあり、工夫一つで行動は広げられるということを学ぶことができました。コロナ禍だからこそ得られた特別な経験を今後の生活にも生かしていきたいです。