勝田先生(広報委員) この座談会冒頭でも話しましたが、昨年度の熊本大学卒業式が開催された日は、熊本県で5人という感染者数でした。もちろん、当時の状況を鑑みて卒業式は中止していますが、一年間コロナウイルスと共存してきて、人数で決めて良いのかというところはありますよね。
行事についてはどう思いますか。
濵﨑さん(建築) 可能な限り行事はやるべきだと思います。
やっぱり上下のつながりは行事関係で一番構築できると思いますし、部活動紹介とか、時間割の組み方とかそこで知っていくので。行事も含めて大学なのかな。
井上さん(マテ) 行事はやりたいですけど、先生に負担をかけているにも関わらず、楽しいことばっかりやりたいというのは違うかなと思います。ただ・・・対策として行事がどんどん消えてしまうのはやっぱりかなしいですね。
勝田先生(広報委員) 卒業式など、感染者数のどこに線引きするのかという判断は難しいですね。
連川先生(工学部長) 卒業式も従来通りとはいきませんが、どうにか実現させたいと、どういうかたちでやるかというのを今考えている状況です。
髙藤先生(化学) 1年間学生たちと研究室のイベントができなかったので、なにか卒業式関連のイベントはやりたいなと個人的には思います。学生のためにというのもありますが、個人的にも毎年やっていたものがなくなっていくのはさびしなというのはあります。どうやってやるかというのは悩んでいるところです。
勝田先生(広報委員) 行事は楽しいことですし、やりたい、やったほうがいいというのもわかるんですが、コロナの状況もあり、やらないでほしいという学生もいるので難しいですよね。
個人的にも、今回の話を何らかのかたちで反映させられるよう努めたいと思いますし、先生方も参考にされると思います。いろいろな意見があり、今後も状況が変わっていくこともあると思いますが、その状況下でベストな判断をしていくよう教員として努力していきたいと思いますし、学生もその中でがんばっていただくというところかなと思います。