コロナ禍を乗り越えて – 工学部の就職支援活動 –

高まる企業の採用意欲

令和5年度
就職連絡会委員長
金 大弘 教授

 歴史から見たパンデミック終息の定義は、医学的なものと社会的なものの2通りあると言われていますが、どっちの定義をとっても、今年度は本格的にパンデミックの脅威から解放されたといってもよい年だったと思います。特に、経済活動の回復とともに人手不足感が強まっており、各企業の人材採用意欲はパンデミック以前よりも高いと感じられました。今年度は、企業の短期インターンシップや会社説明会・就職面接などが本格的に対面で行われることになり、件数も過去3年間の実施状況と比較してかなり増えたように思います。工学部では、去年と同様に、学生支援部就職支援課の協力の下で、就職ガイダンスを行い、就職活動をする上での準備や方法・心構えなどをサポートしてまいりました。また、工学部各学科の就職担当教員(旧7学科対応)も学生の就職活動をできる限り積極的にサポートしました。就職連絡会としては、これからも各業界における採用活動の動向を早期に入手するとともに、企業採用担当者との情報交換を行い、より的確な就職活動支援ができるようにしたいと思います。