歴史ある運動会を1から設計し、これからへ

工闘祭実行委員長 穴田和輝

 明治43年に開催された運動会を起源に、およそ5年前まで続いてきた工学部運動会。コロナウイルスの影響で開催中止を余儀なくされた期間を終えて2023年10月22日に名を「工闘祭」と改め開催しました。
 始め、私が実行委員長となった時に考えたことは「参加者はもちろん、運営する我々が一番楽しむつもりで活動していく」というものです。私は、実行委員の会議をするたびにこの発言をするようにしていました。同じ理由で、より私たち実行委員がこのイベントに愛着が持てるように従来の「工学部運動会」ではなく固有の名称「工闘祭」と題して、1からイベントを作り直す形で準備を始めました。多くの苦労と学び、楽しかったことが準備期間から開催日までにありましたがこの原稿500字程度では書き表せませんし、我々が実際に行動したからこその貴重なもので、知りたいのなら実行委員に歓迎しますよ。
 正直なところ、私としては開催した後で至らない点が多くあったと反省しました。本番での失敗、ハプニングなど、冷や汗をかく場面が何度もありました。ただ、参加者の皆さんが「楽しかった」「来てよかった」「やってみると熱くなるね」などその日にしか味わえなかったことを感じ取ってくれたようで喜びを超えて感動したのを覚えています。来年も会長の座を譲りたくないくらいです。まだ、語りたいとこですがやはり500字程度では足りませんね。

  • コンテストポスター