土木建築学科の2年生を対象とした土木関係の合宿研修と建築見学会の紹介

令和5年度土木建築学科長 壇 一男 教授令和5年度土木建築学科長壇 一男 教授

 今年度、土木工学教育プログラムと地域デザイン教育プログラムでは、2年生を対象として一泊二日の合宿研修を9月に実施しました。緑川ダム、通潤橋、熊本地震震災ミュージアムKIOKU、立野ダム、黒川第一発電所復旧工事現場、阿蘇大橋の6カ所を見学しました。51名の学生が参加し、ダムや橋梁といった土木構造物だけではなく、防災・減災という観点から社会における重要な土木業界の役割について学ぶことができました。また、阿蘇青少年交流の家に宿泊し、夜には、教員との座談会も開かれ、学生同士だけではなく学生と教員の繋がりも深まった合宿研修になりました。

 一方、建築学教育プログラムでは、2年生全員が参加する建築見学会を5月に実施しました。熊本県が推進する「くまもとアートポリス」プロジェクトのおかげで、熊本には建築家による設計作品が数多くあります。今年度は、三角港フェリーターミナルをはじめ、朝から夕方まで7つの建築を回りました。建築学教育プログラムに配属されたばかりの2年生は、同行した教員からデザインや構造などの説明を聴きながら、すぐれた建築空間を体感していました。

  • 熊本地震震災ミュージアムKIOKUでの土木工学教育プログラムと地域デザイン教育プログラムの2年生の集合写真
    熊本地震震災ミュージアムKIOKUでの土木工学教育プログラムと地域デザイン教育プログラムの2年生の集合写真
  • 三角港フェリーターミナル(設計:葉祥栄)での建築学教育プログラムの2年生の集合写真
    三角港フェリーターミナル(設計:葉祥栄)での建築学教育プログラムの2年生の集合写真