変わらない社会的要請に応える学科

令和2年度
機械数理工学科 学科長
寺崎 秀紀

当学科の大学院生の2018年度就職先データを整理すると:

機械・輸送機器(トヨタ自動車、スズキ、川崎重工など) 36名
鉄鋼・非鉄金属・材料(日本製鉄、UACJなど) 4名
電気電子情報(三菱電機、日立製作所、ソフトバンクなど) 12名
化学・繊維(三菱ケミカル、旭化成など) 6名
金融(三井住友銀行)1名
その他 12名

となります。例年同様、多様な就職先となっています。

 機械系の場合は、機械四力(機械力学、熱力学、材料力学、流体力学)、制御工学及び機械加工を修めた上で、さらに機械設計ができるチカラに強い社会的要請があります。
数理系の場合は、工学的素養を身につけた上で,情報数学・解析数学・統計学・確率論等の数学分野の汎用性と創造性を理解し,問題解決に適用できる数理技術者に対する社会的要請があります。
コロナ禍で一変した世界において、変わらない学科の個性があることを、就職先を例として紹介させていただき、2020年度の学科便りとさせていただきます。