ものづくり・コトづくり
〜社会と産業を陰で⽀える⼤事な基礎・基盤〜

機械数理工学科
学科長
中西 義孝 教授
 機械数理工学科は機械系と数理系を融合させた学科であり、九州では熊本大学だけに設置されています。社会のニーズに絶えず答えようとする、いつの時代でも変わらない価値観の機械系と、数学的視点により考察し、より理論的かつ合理的な実践を図ろうとする数理系の融合は高い相乗効果をもたらします。

 効果は情報工学・電気工学・電子工学・土木工学などの工学分野、医療・看護・介護・福祉などの医学系分野、さらには金融・保険・経済・経営などの文系・社会科学の分野へと広がっていきます。
 ほぼすべてのものづくり・コトづくりに機械数理工学が必要であり、機械数理工学は社会と産業を陰で⽀える⼤事な基礎・基盤です。

 現在では、国籍問わず、同じ方向性を志すものがあつまり、社会と産業を支えています。そのためには一人ひとりの長所を理解しようとするコミュニケーション力も大切です。本年度、オーストラリアのアデレード大学で機械・電気工学を学ぶ25名の学生をインターンシップ生として招き、学生同士のコミュニケーションを進めるイベントを企画しました。

機械数理工学を学ぶ学生同士で、学びの成果を議論しているようす
機械数理工学を学ぶ学生同士で、学びの成果を議論しているようす